「佐久の季節便り」、二十四節気・「小雪(しょうせつ)」、「柊(ひいらぎ)」が咲いて…。

雨上がりの翌朝、辺り一面に、ミルク色の濃霧が…。

アメダス、最低気温は5.5度(5:46)、日中の日差しは期待できません。

家の「秋色紫陽花(あじさい)」も、さすがに寂しそうです。

「ひろば」の植栽ボランティアチーム・「なないろ」は、公式には最終活動日です。

「賢治ガーデン」の活動は、やはり、周囲の「落ち葉掃き」から始めました。

「柊(ひいらぎ)」が、白い花を咲かせ、清々しい香りを漂わせていました。

木+冬=柊 やはり、冬の到来を思わせます。

お隣の「キッズガーデン」エリアには、「金盞花(きんせんか)」の花が、辺りを明るくしてくれています。

担当するメンバーの話では、冬越しは無理なので、切花で楽しむそうです。

ご存じ、「金盞花」は今風に言えばカレンジュラ」の仲間です。

そして、寒さに強い「冬知らず」も同じ仲間です。

近寄って観ました。

実は、この花こそが、本当の「金盞花」だったのです。

大きな見栄えのする、今の「金盞花」は、中国から渡来したもので、当初は「唐金盞花」と、呼ばれていました。

そのうちに、「金盞花」の名を乗っ取ってしまったのです。

そこで、乗っ取られてしまった方は、仕方なく「本(ほん)金盞花」の名に、甘んじています。

『牧野植物図鑑』に、「ホンキンセンカの名が、載っているというわけです。

アメダス、最高気温は12.8度(12:54)、底冷えのする一日になりました。

明日、祝日・「勤労感謝の日」は、冷たい雨の一日になりそうです。