「佐久の季節便り」、🌀13号による雨量は14ミリ、「糊空木・ライムライト」の花が見頃に…。

夜中に目覚めたら、まだ2時、雨がぽつりぽつり降り始めていました。

そして二度寝、今度は、雨音で目覚めました。

アメダス雨雲レーダー画像を見ると、長野県には濃い青色がかかっていました。(5:10)

テレビニュースは、関東地方の大雨を報じました。

千葉県には、「記録的短時間大雨情報」や「線状降水帯」発生…、も、報じられました。

アメダス、最低気温は17.8度(5:56)、雨は午前中には上がりそうです。

急に涼しくなり、長袖を着て、炬燵の暖房にスイッチオン…。

午前中は、雨降りなので、車で外出し、コンビニや郵便局で送金しました。

書店に寄って、注文しておいた『らんまん 下巻』も購入しました。

 

お昼近く、「ひろば・賢治ガーデン」にも寄って、様子を見ました。

遅咲きの花木、「糊空木・ライムライト」の花が、雨に洗われて見頃になっていました。

「ピラミットアジサイとも呼ばれる、1本の花序に近寄って観ました。

在来種・「糊空木(のりうつぎ)」と比べたら、ずいぶん観た感じが異なります。

つまり、この花木は、在来種・「糊空木(のりうつぎ)」の園芸種です。

花序の全てが装飾花ということは、変種・「ミカヅキ」の改良・園芸種と思われます。

「ライムライト」ミカヅキとの違いは、咲き始めが「ライム」色だとか…。

在来種・「糊空木(のりうつぎ)」も、並べて植栽したいものです。

 

先日、「なないろ」の仲間から、新聞の切り抜きを見せていただきました。

信濃毎日新聞 文化の森へ 牧野博士と祖父 宮島喜久子(59歳・上田市)の投稿文です。

ノリウツギについての記載文 一部を引用します。

〜一行は定期の高原バスに乗って峰の茶屋まで行くこととなったが、博士は運転手に無理を言ってバスを止めさせると土手をよじ登り、ノリウツギを採って悠々と車に戻ってきたそうだ。植物採集後に散らかったちりを自分できれいにしたことなど、博士の謙虚な人柄と、植物採集に対する情熱がうかがえる。その晩、祖父は軽井沢の旅館に博士を案内し歓談した。

 祖父がある小学校に勤務していた時、「草花の名前を覚えて何になる」と言われた。それに対して祖父は「覚えることによって親しみを増し、親しみを増すことがさらに深いものへと導いていく」と記している。祖父は博士との交流により、植物を純粋に愛すること、また自然を愛することを理屈ではなく、博士の人となりから学んだのだと思う。

 

小生も、大自然の中で「在来種・糊空木」を観ると、感動を覚えます。

出会った場所や様子まで、いつまでも覚えています。

浅間連峰」・「高峰山」で、「荒船高原」の池の周りで、「戸隠高原」の道路わきで…。

昔は、紙漉き用に使われていた「糊空木」、いつまでも生き残ってほしい。

 

夜のテレビニュースで、JR小海線岩村田駅が…、雨の中、通学生の様子です。

3つの高等学校や大学や、短大の最寄り駅、多くの学生たちが利用しています。

アメダス、最高気温は22.0度(0:19)、雨量は、14.0ミリ(4時〜12時)でした。

夜が更けても、予報に反し風雨は強くなりません。

台風13号は、上陸してすぐに、北に向かって去っていきました。

佐久地方には、大きな被害はありませんでした。