「佐久の季節便り」、「向田(むかいだ)」田んぼ、稲刈りが始まりました。

浅間山」は、黒い雲に、すっぽり覆われて、見えません。

アメダス、最低気温は20.6度(3:54)、「曇り時々晴れ、午後は大気の状態が不安定に…」

ポイント予報は、「お昼ごろ、佐久市に傘マーク」でも、降るかどうかは疑問です。

 

今日は、向田(むかいだ)田んぼ・「第二賢治ガーデン」で、佐久ケーブルテレビの取材がありました。

稔りの秋、黄金色の稲穂が一面に広がっています。

用水が止まってから五日、田んぼも乾いて、バインダー稲刈りが始まりました。

蓮田には、果実が熟して、まさに「蜂巣(はちす)」が観られます。

画面右端の「ミニ水田」、稲穂が黄金色です。

宮沢賢治が、冷害に強い稲として、栽培を奨励した「陸羽132号」稲に近寄ってみました。

親しみを込めて、「賢治米(けんじまい)」と名付けました。

バケツ稲・ペットボトル稲でも、育ててみました。

この「陸羽一三二号」稲は、宮沢賢治「あすこの田はねー」という詩に、詠まれています。国語教材にもなっています。(『春と修羅 第3集』 一部を紹介します)

〜君が自分で考た/あの田もすっかり見て来たよ/陸羽一三二号のはうね/あれはずゐぶん上手に行った/肥えも少しもむらがないし/いかにも強く育ってゐる/ (以下略)

この詩では、「汗だけでない/泪も拭いてゐる」

 稲作に頑張る子どもに、わたくしが稲作や肥料、さらに生き方についても、アドバイスし、励ましています。

そして、この「陸羽一三二号」稲は、交配によって生まれた稲の第1号なのです。

また、コシヒカリあきたこまちなど、現在の銘柄米のルーツ・先祖にもあたるのです。

持ち帰り自由の冊子・『畑々(ぱたぱた)』にも紹介されました。

近年、稲作はほとんど機械化され、「稲」の生育を観察する機会がありません。

小学5年の理科教材も、発展教材扱いになってしましました。

イネ科一年草の「イネ」、果実は「お米」毎日食べている「ご飯」の元です。

日頃から、もっと関心や感謝の念を抱いて欲しいと思います。

 

日中、気温が上がり蒸し暑くなりました。

雲は広がりましたが、結局、降りませんでした。

関東方面は、ゲリラ豪雨になったようですが…。

 

大相撲・郷土力士・「御嶽海」は、「輝」に勝って、7勝4敗…、勝ち越しに王手!!

2度の撮り直しで、攻めながら惜敗した相手・「熱海富士」は10勝1敗の好成績です。

「もし、勝っていれば…」、と、言いたくなりますね。

 

畑の「大根」は、本葉が伸び始めました。

如雨露水やりを、やって来ました。

西空にかかる「六日月」は、雲を透かしてぼんやりと見えています。

明日の「七日月」「アンタレス食」という珍しい天体ショーが、乞うご期待です。

 

アメダス、再恋気温は、31.3度(14:24)、今日も真夏日でした。