「仲秋三日」、秋の気配が感じられます。

我が家の「ねばねば丼」

「オカメコオロギ」でしょうか、朝、日が昇ってからも虫の音が賑やかです。
鳴き声に耳を澄ますと、艶やかな上にリズムが一定ではありません。
「りりりりっ…」「りりりりりりりっ…」、4回〜7回と変則です。興味深いことです。
連日、「オクラ」の実がよく採れます。毎日、食事にいただいています。
画像は、我が家の、「ねばねば丼です。
なっとうに、オクラの輪切り、茹でたモロヘイヤ、香りづけにミョウガアオジソとを刻んで、かき混ぜてあります。

1日にカレンダーをめくるとき、JAの8月のカレンダーに、「おすすめ調理」として、「オクラなっとう」が紹介されていました。
「旬の野菜」を使った「夏バテ予防・対策」料理として、グッドタイミングだと思いました。
効能として、粘り成分のペクチンは水溶性の食物繊維で整腸作用があること。また、コレステロールを下げる働きがあり、動脈硬化の予防に良いそうです。
これからしばらくの間、ときどき味わい楽しみます。


今日は、旧暦の八月(仲秋)三日です。三日月は、雲のために拝むことができませんでした。
十五夜中秋の名月」には、「サトイモ(里芋)」をお供えします。
観察用に、「里芋の鉢栽培」をしています。土を除けて様子をみました。
見ると、小芋が、だいぶ大きく育ってきています。

長谷川櫂:『四季のうた』に、次の句が紹介されていました。
「芋の子の名月を待こゝろかな」  許六
解説を引用します。
中秋の名月は里芋の収穫祭だった。今でも小芋を衣被(きぬかつぎ)にして供えるのはその名残だろう。芭蕉門の許六は近江彦根藩士。近くの古刹の住職が跡取りを決めたときの祝いの句。芋の子が待ち侘びる名月のように立派なお坊さんになられんことを。