四輪駆動とて、過信は禁物です。

yatsugatake2004-11-02

日中は穏やかに晴れて、冬支度日和でした。菊を残して室内取入れがほぼ終わりました。そして、日があるうちにと、四時少し前、軽トラに里芋の茎やら根っこなどのごみをどっさり積み込んで休耕田に向かいました。
多少の心配はありましたが、入り口の坂からバックで田んぼに入り込みました。
やばいぞ、車体が沈む感じです。ぬかるんでいます。少し前の雨がこの頃はほとんど乾かないです。さあ、たいへんだ。四輪に切り替えて、バックそして前進。だめ。
降りて積荷から木の枝やらダンボールをおろして輪の前後にはさんで、バック、前進を試す。ダメだ。沈んでいく。悪戦苦闘、数分間。望み薄だ。
携帯を持参してないことに気付く。家にも、JAFにも連絡のし様がまったくない。
あきらめて、とぼとぼと田んぼ道を家に向かって歩き出す。20分はかかるかもしれない。少しでも近くをと、川沿いの道を歩いて行く。川を渡れば、近道だがなと横目で見ると結構水量があるし流れも速そうだ。年が若ければ強引に、渡っただろう。流されたら、かっこよくないな。
こんなことを考えていたら、目の前に人が現れた。声をかけてくれたのはいつもお世話になっている専業農家の知人だった。
事の顛末を、一通り話すと、トラクターで引き上げてくれるとのこと。お願いした。
大したものだ。ニュートラル状態の軽トラを、あっさりと引き上げてくれた。
「地獄に仏」ありがたかった。
それにしても、四輪駆動を過信してはいけない。そして、田の状態も見て入らなければいけない。当然のことではあります。