旧暦、師走十一日。二十四節気「大寒」に入り、寒風が吹きました。

yatsugatake2005-01-20

今朝も、通勤の路面は各地で凍結していました。ガリガリッと、何度かABS作動して、いやな感じがしました。日中の室内は、暑いくらいでした。日差しが強まった証拠です。あと二週間、立春まで気持ちの上でも辛抱です。
『高島暦』に、太字で、「大寒」と「ろう(にくづき)日」が記されています。
広辞苑には、一年の最終の日。おおみそか。とあります。冬の季語です。
この言葉の意味するところを、興味深いので詳しく調べてみたいと思っています。
ありがたいことに、お月様はますます大きく太ってきました。
十一日の月といえば、宮澤賢治の「オツペルと象」を思い出します。
ある晩、象は象小屋で、ふらふら倒れて地べたに座り、藁もたべずに、十一日の月を見て、「もう、さようなら、サンタマリア。」と斯う言った。
十一日の月面には、女性の横顔がはっきり現れます。象が女性に語りかけているように思われます。