朝のラジオで、気象予報士が今日のお天気のポイントは、「列島は晴れのバリアで春日和。」と、報じました。
6時の気温、氷点下3.3度。
その後、ぐんぐん春めいた陽気になりました。
画像、「ネコヤナギ(猫柳)」の花が開きました。
雄しべ、赤色の葯、中から黄色の花粉が覗いています。
日陰の残雪も、ほとんど融けました。
植物たちは、季節に敏感に反応しているようで、感心します。
雪をかぶって冬越しをしていた「キチジョウソウ(吉祥草)」も、春の日を浴びて元気です。
日中は列島各地で、気温が上がりました。四月中・下旬並みだそうです。
午後3時の気温、15.2度。
「正月十一日」のお月さまも、早くから空高くかかりました。
(18:11)
宮沢賢治:「オツベルと象」から
〜ある晩、象は象小屋でふらふら倒れて地べたに座り、藁もたべずに、十一日の月を見て、「もうさやうなら、サンタマリア。」と斯う言った。
「おや、何だって?さよならだ?」月が俄に象に訊く。
「えゝさよならです。サンタマリア」
〜