「暑さ寒さも彼岸まで。」の言葉とおり、穏やかな朝を迎えました。
月例の「探鳥会」に、新調の双眼鏡を携えいそいそ出かけました。
貯水池には、水鳥たちが静かな水面をゆったりと雄雌が寄り添って泳ぎ回り、時々潜ってはえさをとっているようでした。築島にはカワウが営巣・抱卵中。小枝を嘴に銜えて巣を修復しようとしている様子も垣間見えました。
カイツブリ、カンムリカイツブリ、キンクロハジロ、ミコアイサ(俗名パンダ鴨)、コガモ
オカヨシガモ、カルガモ、オナガガモ、アオサギ、ダイサギ、マガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、カワアイサ、オシドリ、オオバン…
近くの千曲川の川面と中州などには、イカルチドリ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、クサシギ、イソシギ、キジ、アオジ、オオジュリン、ホオジロ、ジョウビタキ(紋付鳥)、ヒバリ、タヒバリ、ミソサザイ、モズ、カシラダカ、シジュウカラ、カワラヒワ、キジバト、ムクドり、コゲラ、スズメ、ツグミ… ツグミは、ちょんちょんと跳ね歩いてはえさを探して実に活動的です。
空には、チョウゲンボウ、ノスリ、トビ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス…
滑津川には、カワセミが滑空して。いました。残念ながら、ヤマセミは今回は出会えませんでした。
お昼近く、まとめの鳥合わせで、実に48種を数えたことが分かりました。
植物はと見ると、旧暦如月にふさわしく紅梅が咲き始め、生垣のユキヤナギの花芽がふくらんでいました。ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、イヌナズナが咲き始め、ノボロギクはすでに盛んに白い冠毛を飛ばしていました。
午後からは曇って、冷たい風が吹き始めました。天気予報では、今夜は寒冷前線の通過で、
雪になるとか?春はまだまだ先のようです。
夕方6時、月齢9.7のふくらみを増したお月様が、東の空高くかかっていました。
うす雲を透かして、周りをぼんやりと照らしていました。