旧暦「月暦」十二日。春の冷たい強風が吹き、午後は穏やかな野良仕事

yatsugatake2005-03-21

朝、起きてみると、申し訳程度に積雪がありました。
裏窓を開けると、「グェーイ」と、オナガの群れがイチョウの枝を飛び回っていました。
ざっと、20羽以上の珍しい大群が朝日を浴びていました。
これはチャンスとばかりに下へカメラを取りに、そして元の位置に戻って構えると、例のごとく、1羽、2羽…と、ぽろぽろ飛び去っていきます。とうとうシャッターを切れずじまいに終わりました。イチョウの枝には、ムクドリが2羽残っているだけでした。
それにしても、オナガは、何のために大群で訪れ枝渡りをして、去っていくのでしょうか?
いつ見ても、この習性は謎です。
午後は、風も止んで穏やかになったので、野良へ出かけたい気分になりました。
冬中、動かさなかった「軽トラ」に、エンジンをかけてみました。何の問題もなく、一発でかかりました。大したもんだなと、妙な感心をしました。
休耕田には、ぽこぽこと、モグラが土を盛り上げていました。土中の虫を求めて、モグラが活動を始めたのでしょう。いよいよ春だなーと実感しました。
韮が新芽を伸ばし始めていました。根詰まり状態だったので、思いがけなく株分け作業をしてしまいました。土が程よく湿っていて、ひんやりとした感触が至福のひと時でした。
見上げると、早くもお月様が東の空に昇っていました。