旧暦「月暦」卯月、八日。霧雨、晴れ、雷雨、晴れて強風。不安定な一

yatsugatake2005-05-15

同級会の二日目。学び育ったふるさとの町は、この四月、新しい佐久市になりました。
この際、ふるさとの自然や文化施設にも目を向けようという計画です。
出発時は霧雨がけぶり、道路わきの山吹の花は散りかけて寂しげでした。
佐久路を走るうちに見事に空が晴れて、新緑がまぶしい中のドライブとなりました。
田んぼには、機械が入って代かきや田植えが進められています。初夏を感じさせます。
浅科村、小高い岡の植えに建つ「五郎兵衛記念館」を見学、江戸時代に「用水」を私費で
完成させ、「五郎兵衛新田」を開発した市川五郎兵衛。しばし先人の知恵と苦労、偉大な業績を偲びました。
当初の計画、後半は、旧臼田町の「五稜閣」(幕末に建造された洋式の城跡)でした。
しかし運悪く、本日は町を挙げての「小満祭(こまんさい)」と重なり、車の通行ができないとのことであきらめました。因みに、小満(しょうまん)は、立夏に続く二十四節気で、
今年は21日。「陽気盛ん、万物ほぼ満足す」と、説明されています。昔は農作業の目安とされたものです。
午後には、空がにわかにかき曇り雷鳴が轟きました。久しぶりなことです。
冷たい強風が吹き荒れ、咲き始めたボタンの花が気の毒でした。雷雨の量はわずかでした。
テレビのニュースによると、関東地方・東京都では降雹があって大荒れでした。寒気によるものだそうです。
5時には青空が戻り、天空に半月間近の白いお月様がありました。葉がすっかり展開したもみじの「ベニシダレ」とツーショットで撮りました。