雨上がり、晴れ間が出て25.9度まで上がりました。

yatsugatake2006-05-28

早朝、雨音で目覚めました。
降水量は2.5ミリ、7時過ぎには上がりました。カッコウが近くで、のどかに鳴いています。
今日は、旧暦の五月(皐月)三日です。照りつける日光は意外に強く、まさに本来の意味の「梅雨時の晴れ間=五月晴れ」になりました。午後2時には25.9度、「夏日」を記録しました。
二・三日前から「オオヤマレンゲ(大山蓮華)」別名、ミヤマレンゲの蕾が膨らんで開き始めています。
木の下に近寄ると、まず、芳香がただよっています。そして、花の姿は、ゆで卵のような白い花弁に包まれて、内側に雌しべと雄しべがのぞいています。葉の色も濃淡あり、全体に色のバランスがすばらしいです。「天女花」の漢字が当てられているのもよく分かります。
学名は、Magnolia sieboldii ssp. japonica モクレン木蓮)科、マグノリア属の落葉低木です。コブシやタイサンボクなどと同属です。
宮澤賢治は作品に、好んで「マグノリア」を登場させました。木蓮から「蓮(ハス)」を連想したのです。
マグノリア属のコブシを表現したのは確かですが、オオヤマレンゲを表したかどうかは不明です。
今年は、花芽がたくさんあり、当分の間「オオヤマレンゲ」が楽しめます。
夕方には、また雲が出てきてしまいました。