曇り、午後2時に21.4度。肌寒い日でした。

yatsugatake2006-07-20

今日は、「夏の土用」の入りです。
これからの時期は、稲作にとって高温が必要です。それにしては、まだ梅雨が明けず低温が気がかりな天候です。
雨が降り続き、休耕田の草も伸び放題です。ギシギシ、オオバコ、メヒシバなどの実が熟す前に、タイミングよく刈り払いしたいと考えていました。今日一日、雨がなさそうなので実行しました。
刈り払いを進めると、セリの香りが心地よく鼻をくすぐります。
画像、「キアゲハの終齢(5齢)幼虫」がポロリと足もとに見えました。
俗に「セリムシ」と呼ばれるように、食草のセリの葉に着いていたものです。黒の縞々にオレンジ色の斑点は、よく目立つなかなかに美しいデザインです。天敵に対しては、威嚇の働きがあるのかも知れません。
ベニシジミが乱舞し、ミニサイズのアマガエルや尾の先が黒い蝗の一種が跳び回っていました。簡易ビオトープには、モートンイトトンボ、ミヤマアカネが飛んでいました。
土がゆるんだために、大豆が一部倒れていました。支柱が必要のようです。
午後、佐久穂町図書館に本の返却をした後、また休耕田に出かけ、刈り払いの一働きをしました。帰りに、キアゲハの終齢幼虫をセリの葉と一緒に持ち帰りました。蛹から成虫(蝶)を観察します。
夜になって、また雨が降り始めました。