お盆行事の前夜、恒例の「お花市」の日です。
毎年思い出さずにはいられない日航ジャンボ事故が起きた日でもあります。
２１年前、妻と連れ立って山に「盆花」を採りに出かけていました。群馬県境に近い有料林道沿いを歩きながら、探しました。収穫は、ハンゴンソウの黄色い花が数本だけ、帰りの車中で、大惨事を知りました。その時点で、墜落現場は北相木村の御座（おぐら）山…。そう遠くないところで、驚きました。
実は、事故発生のその時に妻がドーンという音を耳にして、「どっかで雷鳴ったね…」と、言ったのです。私には、その音は聞こえませんでしたが…。
その後墜落現場は、６キロほど東に離れた群馬県上野村・御巣鷹山であることが判明しました。
この大惨事は、「盆花」を見るたびに脳裏に現われます。
画像は、今年珍しく同時に咲いた紫と白のキキョウの花です。
雷雨が上がった後、休耕田に盆花（ミソハギ、オミナエシ、オニユリなど）を採りに出かけました。
お盆を前に、ようやく出揃った稲田の彼方に、八ヶ岳連峰がしっとりと鎮座していました。
妻の実家をまわって、ミソハギをおき、タカノハススキとハナガサギクをいただきました。街では、お花市がにぎわい始めていました。
