秋雨がしとしと、最高気温が15.7度の肌寒さでした。

yatsugatake2006-09-26

今日は彼岸の明けです。
シュウメイギク秋明菊・秋冥菊)」の花が、配り物の途中で目につきました。名前の通り、秋のこの時期に相応しい感じがします。ピンクの八重咲き種も見かけました。これは特に「キブネ(貴船)菊」の名で呼ばれるようです。
「菊」の名が付けられて菊の雰囲気もありますが、キンポウゲ科です。その証拠に、雄しべが多数びっしりとまとまって見えます。
学名、Anemone japonica アネモネ属、種名、ジャポニカ)。
言われてみれば色こそ違いますが、春に咲くアネモネに似ています。そして、英名、Japanese Anemone、日本のアネモネと言うのも興味深いです。このように、japonicaやJapaneseが付けられていることから、原産は中国ですが、日本では古くから栽培されていたことが分かります。
画像は、一昨日、白花のシュウメイギクに、白い蝶が訪れたものです。
写真に撮ってみて気づきました。「モンシロチョウ(紋白蝶)」のようです。はっきりしませんが、翅の表の黒い紋が見えますし、黒い筋も目立ちませんから…。
日ごろは、スジグロシロチョウ(筋黒白蝶)」ばかり見ていて、モンシロチョウはこの辺ではいないものと思い込んでいたので、感激しました。