春分の日。「木の芽起こし」の雨が降り続きました。

yatsugatake2008-03-20

未明から冷たい雨が降り続いています。
夜が明けてからも、気温は上がりません。
かえって下がる始末…。
なんと、11時に2.3度の最低気温を記録しました(アメダス)。
画像、庭のクロッカスも、花は閉じたまま…開きません。「スノードロップ」も、花びらを下に向けて、半開き状態です。
雨水が、花の中に入るのを、巧みに防いでいるのでしょう。植物のカラクリには、感心してしまいます。
この時期の雨は人間には、冷たい雨ですが、植物にとっては恵みの雨。
「木の芽起こしの雨」、この言葉は、説得力があります。
庭のサンシュユ」の花芽がふくらみ先が割れて、中から黄色い小さな花が覗きました。

今日は、3月のFm放送日。アネモネ属(仲間)の花たち」を、話しました。
(1)「アネモネ」は、数多い園芸植物群の総称
   原種は、「アネモネ・コロナリア」 ギリシャ語で、「風・花冠」
   英名は、Wind flower
(2)「アネモネ」にまつわる伝説  
   ローマ神話:花の女神フローラの侍女 アネモネ
   ギリシャ神話:美少年 アドニス
(3)日本にも自生する「アネモネ」の仲間
(4)山野に見られる「ニリンソウ」 学名:Anemone flaccida(柔軟な)
(5)「シュウメイギク秋明菊)」 
学名:Anemone Japonica  
英名:Japanese anemone(日本のアネモネ

夜、小ぶりになったので外に出てみると、雲を透かしてぼんやりと「お月様」が見えました。
旧暦、「二月十三日」のお月様です。
(21:34)
雨であきらめていたので、意外なことでした。