濃霧が晴れ、菊日和。「十五夜」、お月様をめでました。

yatsugatake2006-11-05

今朝の霧はミルク色…、濃霧です。最低気温が7時に2.7度、軽井す沢では初霜(例年より20日ほど遅い)とのことです。濃霧は早々と晴れて、菊日和…。今日は、お昼前に「佐久ブランド市」(駒場公園・創造館)へ出かけました。昨日にも増して大賑わいでした。珍しかったのは、生さんま(秋刀魚)の安売りです。姉妹都市大船渡港からの直送とか…、ついつられて購入しました。佐久鯉の宣伝にも力が入っていました。
今夜は、旧暦九月「十五夜」(満月)です。5時半を回った頃に外に出てみると、ぽっかりと真ん丸お月様が昇っていました。
今夜の大河ドラマ功名が辻」は関ヶ原でした。
倉嶋厚:『季節暦』に興味深い記述がありました。関ヶ原の合戦は旧暦慶長五年九月十五日で、記録によれば、夜来の大雨は早朝には上がって濃霧。戦闘が行われた午前八時から午後二時ごろまでは、霧は晴れて雨は小止みになった。そして、午後四時ごろからふたたび大雨になり、敗走の西軍を一層惨めにしたようである。
〜両軍ともに月明りの夜を期待したためかも知れない…。しかし、満月は雨雲に隠されてしまった。
また、「霧の川中島」で有名な合戦は、永禄四年九月十日。武田信玄重陽の月をめでた後の行動で始まった。未明の霧は晴夜の冷え込みによる放射霧と川霧であろう。
往時の合戦は、当然のことながら月齢(月明かり)が関係しているようで、面白いです。