「カタクリの里」(佐久穂町曾原)、咲き始めました。

yatsugatake2007-04-13

朝、起きてみると意外に好天気…、薄日が差し込んでいます。
画像、咲き始めた「ロードデンドロン・吉野」と「ゲンカイツツジに、薄日が差しています。早春の庭を彩る、花木たちです。
どちらも一見して、ツツジの花のようですが、前者は「ロードデンドロン」、その名のとおり、シャクナゲの仲間であることは分かります。ネット検索すると、後者は「ツツジ」とありますが、実はこちらも、シャクナゲの仲間だそうです。両方とも、有鱗片シャクナゲと分類されるようです。
今日、「賢治を読む会」4月例会は、「春の自然探索会・読書会」です。
佐久穂町曽原の「カタクリの里」
に出かけました。今年は春が早いことを想定して、昨年より5日早く計画しましたが、やや早過ぎたようでした。
画像は、お目当てのカタクリ」「アズマイチゲです。出たばかりのものは葉の色が赤みがかっていて、紅の翼の鶴?を思わせて面白いです。
             

  
後半は、会場を移して賢治作品の「読書会」です。
「なめとこ山の熊」を、読み合わせました。
猟師の淵沢小十郎が熊たちによって厳粛に葬られる…最後のシーンをめぐって、一同は大いに考えさせられたことでした。
熊の母子が、「ひきざくら」について語り合う…、ほのぼのするシーンも話題になりました。
因みに、「ひきざくら」とは、「コブシ」の方言です。
食事会場の庭に1本のコブシの木。白い蝶が舞っているかのよう…、今年も咲き始めていました。