待望、「干天の慈雨」。咲き始めた「桜」には、お気の毒…。

満開の「プリムラ・ベリス」(21.4

朝、空はうす曇…。
暖かく、薄日も差して「花曇」の感じです。
(4時に8.2度)
画像、原種のプリムラ、「プリムラ・ベルス」が先月末に咲き始めてから半月経って、満開です。
株も大きくなりました。
厳寒の佐久でも、平気で冬越しできる耐寒性が魅力です。
株分けして殖やそうと思っています。

薄日の中、早咲きのツツジの仲間も、辺りに明るさを振りまいています。
手前の薄紫色が、「ゲンカイツツジ玄海躑躅)」、奥の赤紫色が「ロードデンドロン・吉野」です。 

「ロードデンドロン」は「西洋シャクナゲにも、使われる名…。
「ロードデンドロン・吉野」は、「西洋シャクナゲ」と「桜玄海ツツジ」との交配種だそうです。

画像、「ウスバサイシン(薄葉細辛)」も芽生えて、独特な花を開きました。


地面に這い蹲って、独特な花をよく観ようとしました。
『ブリタニカ』を一部引用します。
ウマノスズクサ科の多年草で、カンアオイに似ているが、落葉性である。山地の林下などの湿ったところに群落をつくって生える。春、根茎の先から2枚の葉を出して、その間に1個の紫褐色の花を横向きに開く。萼筒ははやや扁平な球形で、上部にくびれがあり、それより上は3片の萼片に裂けて平開する。球形の萼筒内面には縦に何列もの濃い紅紫色のひだがあるが、カンアオイ属のような網目はない。

散髪屋に向かった午前11時頃から、雨がぽつりと…。11時の気温、16.7度。
夜になって、ようやく待望の本格的な雨降りになりました。
午後9時までに、雨量8ミリ。
「雷注意報」も出て、明朝まで降る予報です。
どうか、お手柔らかに願います。「降れば土砂降り…。」という諺を思い出してしまいました。