春、爛漫。「ソメイヨシノ」、「コブシ」などが満開です。

季節が移ろい、二十四節気の「穀雨」です。すでに、苗代づくりも始まりました。里山には、ぽつりぽつリと白い、「コブシ(辛夷)」の花が見えます。
賢治童話・作品には、方言の「ひきざくら」や、属名の「マグノリアの名で、登場します。
「田打ち桜」「田植え桜」「種まき桜」などと、親しみ呼んで、東北地方などでは農作業の目安とされたようです。
この頃は、街中の公園や庭木にも、好んで植えられています。
画像は、佐久平駅近くの公園の「コブシ」です。
 
  
雪のように白い、やや縮れた6枚花弁が普通です。ほのかな香りが魅力です。

左の画像の植物・花については、名前が多様にあることを、昨日の日記に投稿しました。
ハナダイコン」「ショカツサイ」「オオアラセイトウ」「ムラサキハナナ」「シキンサイ」「シキンソウ」などです。
今日、ネット検索で、「ムラサキハナダイコンの名の記述を見ました。
読んでみると、これは、同名異種の「ハナダイコン」(学名:Hesperis matronalis)のことでした。

混乱を避けるために、頭に「ムラサキ」を付けたと思われます。しかし、別のブログでは、もう一方の「ハナダイコン」(学名:Orychophragmus violaceus)、つまり画像の花・植物を、「ムラサキハナダイコン」と、呼んでいるようでした。
実に、紛らわしい、ややこしい、名前の持ち主の植物です。
  
外に出てみると「弥生四日のお月様・地球照が…、そして、すぐそばに「金星(宵の明星)」が寄り添っています。
220ミリで撮って(19:03)から、すぐに『星空ガイド』を見ました。
月齢2.6 17:21 月が金星の北03°18′6を通る と、ありました。