一雨ごとに、紅葉が進みます。

予報どおり、朝から雨降りでした。
家の庭では、紅葉が一番早い「ナツハゼ(夏櫨)」です。
ツツジ科の落葉低木で、庭木に手ごろな植物です。
寒さを受けやすい外側の葉が、早くも色づき始めて、今朝の雨に濡れています。


「ナツハゼ(夏櫨)」の庭木としての魅力は、紅葉のほかに食用にもなる実があります。
球形の液果で径6〜7ミリ。黒熟した鈴生りの実は甘酸っぱく、意外な美味しさで季節を感じさせてくれます。

庭の隅に、赤い実が見えました。
マムシグサ(蝮草)」の実です。
植えたはずもないのに芽生えて育っていました。茎の模様や仏焔苞が蝮を思わせ気味が悪いので、抜いてしまおうかとも考えました。が、残して置きました。
昨日、草木の整理をしたので、よく見えるようになりました。
サトイモ科の多年草、テンナンショウ(天南星)の一種です。

マイヅルソウ舞鶴草)」の赤い実も、雨に濡れていました。
液果は完熟して、暗赤色になっています。でも、しっかりとついていて離れません。
画像は、ちょうど一ヶ月前の9月8日に撮ったものです。
熟し始めの果実の斑点模様が、面白いです。