三文の徳…。東天に、月と星を見る。

前夜に1時間ほど早く就寝したせいか、4時前に目覚めてしまいました。
仕方がないので、枕もとのラジオで「深夜便」を聞きました。
5時を回ったところではたと、「細い月」と「明るい金星・明けの明星」を観ようと、窓を開けました。
予想通り、バッチリ出ています。電線が邪魔なので、下に降り外に出て撮りました。

旧暦、十六夜待ちの月〜二十七日の細い月です。賢治作品に登場し、熊野信仰の本(もと)と云われる、ありがたいお月様です。そこに、光度マイナス4.5等の明るい金星が、ぎらぎ輝いています。左上はカラマツ、右下はウメの葉の緑です。
素晴らしい光景に出会えて、「早起きは三文の徳」を思い幸せでした。
左の画像は、300ミリ望遠で撮りました(5:04)。
右の画像は、約5時間後、青空の中にやっと探した、細い白い月です(10:02)。太陽に近く、眩しくて今日・二十七日の月が、観望の限界です。
 
後で、『星空ガイド』を見ると、今朝が、「月と金星(明けの明星)」を同時に観望できるチャンスであったことが分かりました。

ラジオ深夜便で、今日の「誕生日の花は、コスモス」と、放送していました。
佐久市の花なので、特に愛着があります。画像は、おばあちゃんの家(小諸市)の庭に咲いていました。(9.15)
ご存知、「秋桜」の呼び名もあります。秋の季節、穏やかな庭先に咲くコスモスの花を見ていると、やっぱり、山口百恵が歌う雰囲気を感じます。
花言葉は、調和、乙女の真心…です。
整った花の形からは、属名のギリシャ、「宇宙」「飾り」を感じます。