冬型、冷たい北西の風が吹きました。


朝から晴れて青空に、「二十四日」の白いお月様が中空にありました。
「下弦」を過ぎて、なんとも儚げです。
右下隅は、屋根の鬼瓦です。
1時間後に見たときには、白い雲に溶け込んでしまいそうでした。

これは、先日花屋さんで買った、「イベリス」と呼ばれる鉢花です。
商品名ラベルには、イベリス・ブライダルブーケ」と、あります。ぴったりの素晴らしい名前です。

イベリス」は、以前に花屋さんで見て、花の形が変わっていて珍しいので、買い求めました。
画像、二年前に買った鉢は、ビニールハウスの中で冬越し中です。
春になれば花が咲いてくれるかどうか?、楽しみなんですが…。
『植物図鑑』には、「キャンディータフト(イベリス)」の項目です。別名、「マガリバナ(曲がり花)」も興味深い花です。
アブラナ科イベリス属を総称している。〜花は4弁のうち、内側の2枚が小さく、外側の2枚がおおきい歪形である。〜キャンディータフトとは、盛り上がった砂糖漬け菓子のようだという意味である。〜

属名の「イベリス」は、もしかして…と、『牧野新日本植物図鑑』で調べました。
やっぱり、ギリシャ古名、恐らくIberia半島から入ったためか。と、ありました。
画像は、昨年の今頃、スペインツアーで「アルハンブラ宮殿を訪れた際に、そこの花壇に植えられたばかりの「イベリス」を見かけました。
まさに現地の「イベリスだと、感激したものです。





一年草の種に、アマラ(種子が苦い)、ウンベラータ(日傘の意)。多年草の種に、センペルビレンス(和名、トキワナズナ)があるそうです。
ウンベラータ種には、紫・淡紅色・藤色などがあるそうです。
いずれも、育ててみたい花々です。