旧暦、「正月十五日(望)」。満月を拝みました。

yatsugatake2008-02-21

今朝は、冷え込みが緩みました。(7時、氷点下3.8度)
2月のFm放送は、モクセイ科の常緑樹、「ヒイラギ(柊)」について、話しました。
寒冷の佐久でも、サザンカアセビなどとともに、冬越しできる数少ない広葉・常緑樹です。
主な内容は、
(1)学名:Osmannthus(香・匂+花) heterophyllus(異葉性の)について
(2)「ひいら(疼)ぐ木」が、語源 (3)「節分」に、鰯の頭を刺す 
(4)冬に咲く、香りのよい白い花 (5)「ヒイラギ」の名がつく木、いろいろ

画像は、帰りに花屋さんで求めた「シンビジューム」の花です。ラベルに、品種名「インザムード」とありました。娘家族の新築祝いに、贈りました。
今日は、旧暦、「正月十五日(望)」。今年初の「満月」で、一層期待が高まります。
暦によると、月の出時刻が17:44(長野)
山の分があるので、18時に外に出てみました。東の山の端がほんのり赤らんでいます。隣家の屋根が重なるので、急いで2階に駆け上りベランダに出ました。
間に合いました。山の端に、顔を出し始めました。18:05から1分ごとに撮りました。

18:07 すっかり出ました。よく見ると、わずかに山の端が見え、お月様の面に電線が横ぎっています。


18:09に撮ったお月様です。
今朝、6時少し過ぎに目覚めました。
昨夜の残月を見ようと北の窓を開けて見ると、偶然に、お月様が西の空に沈む寸前でした。お日様のように、赤いお月様…。急いでカメラを向けましたが、残念、55ミリレンズでは、はっきりとは写りませんでした。
その時刻が、6:09。ちょうど、12時間前のことです。ということは、画像の月は、12時間後に反対の空に現れたということです。何か、神秘的でした。

少し経って、19:46のお月様です。
薄雲が出てきたので、周りに光が反射しています。
ほんのり輝く、いちばん美しいお月様です。