チューリップもシデコブシも、冷たい雨にぬれました。

yatsugatake2008-04-10

雨音で目が覚めましたが、やっぱり寝坊をしました。
外に出て見ると、しばらく前に咲き始めた「チューリップ」の花が、しっかり閉じて雨を凌いでいます。カタクリ」の花も同様に、下を向いて、花びらを閉じたままです。
お天気具合に合わせて、開いたり閉じたり…。律儀な感じがします。

昨日あたりから開き始めたシデコブシ(幣辛夷・拳)」の花も、冷たい雨に打たれて萎んでいます。

今年は凍害もなく、今のところヒヨドリの食害もなく順調に咲き始めていました。
青空に映えて咲く淡いピンクの花を、楽しみたいです。
知人が、珍しい物を持参して見せてくれました。
画像が、そのムクロジ(無患子)」の実と種子です。

少し前に、お墓の植えられている「ムクロジ」の大木について、テレビ放映がありました。
そのムクロジの木にゆかり(親族)があり、知っているということで話題になりました。
今日、そのムクロジの木の下に落ちていた実と種子を拾って、現物を持参してくれたのです。
やはり、初めて見る物でした。同属の「モクゲンジ」は知っているのですが、随分違いがあります。
ご存知、羽根つきの羽根についている固い球です。
広辞苑』に、ムクロジ科の落葉高木。6月頃、淡緑色5弁の小花を大きな円錐花序につけ、球状の核果を結ぶ。〜また果皮はサポニンを含むので石鹸の代用とした。西日本の山林に自生し庭園にも栽培。
なお、「モクゲンジ(欒樹・木槵子)」は、「ムクロジ」誤称。との解説があります。
いずれ、ムクロジの木や花を、実際に観てみたいです。