「カッコウ(郭公)」初鳴き、そして「霜注意報」が出ました。

yatsugatake2008-05-12

今朝もすっきりせず、寒い日になりそうです。5時の気温、5.5度。
画像、レンゲツツジ(蓮華躑躅)」の花は早くも満開、辺りを明るく照らしています。晴れた日よりも、むしろ輝いて見えるから不思議です。
少し離れたお宮の森から、「カッコウ(郭公)」の鳴き声が聞こえてきます。
今年の初鳴きです。昨年は24日、一昨年は13日ですから、「愛鳥週間」のこの時期が平年並みと言うところでしょう。
でも、この寒さでは、場違いの感じさえします。
画像、「ハナイカダ花筏)」の葉の上に、何とガガンボ」?が…休んでいました。

ハナイカダ花筏)」に、花が咲いたことは少し前から気づいていました。
「葉の筏」の上に、花があるだけでも面白いのに、虫まで乗っているとは…。何だか、愉快な気分になりました。

この植物は、変わった花のつき方をします。それが、和名の由来になっているのです。
『ブリタニカ』の解説を、一部引用します。
Helwingia japonica
ミズキ科の落葉低木。〜雌雄異株で、初夏に葉面の中央の脈上に短柄のある淡緑色の花をつける。〜雌花は1〜3個で、3枚の花弁と1個の雌しべをもつ。花後に子房は径約1cmの緑色の核果となり黒熟する。和名は、葉の上に花や実を載せた様子を筏にたとえたものである。


確か、昨年に黒い果実を見た覚えがあります。雌株のはずなので、実が充実するまで、観察してみます。
台風2号の影響か?冷たい東風が吹き荒れて、冬に逆戻りの一日でした。
長野県中部地方、「霜注意報」。遅霜が心配です。