晴れたり、曇ったり、不安定なお天気でした。

「ヤマブキソウ(山吹草)」の花(20

3時の気温が5.0度。霜は降りなかったけれど、今朝も、寒い朝です。
昨日、「カッコウの初鳴き」に感激しましたが、さすがに寒いのか、今朝は聞かれません。
カッコウも、この不順なお天気には戸惑っているんでしょう…。
新緑の木の下に、鮮やかな黄色の花が見えました。葉も、花も、あの「ヤマブキ(山吹)」そっくりです。
初夏の花、「ヤマブキソウ(山吹草)」です。

1個の花に近寄ってみました。
4枚花弁です。
あのバラ科の「ヤマブキ(山吹)」の花は、5弁花です。そこが違うのです。
『ブリタニカ』から、一部を引用します。
Hylomecon japonicum ケシ科の小型多年草。〜薄暗くてあまり乾燥しない樹林内に生える。〜小葉には鋸歯や欠刻がある。花茎の頂には直径3〜4cmに達する4弁で黄色の花をつける。花の中心には多数の雄しべがあり美しい。〜

こちらは、「シロヤマブキ(白山吹)」の花です。
これにも、「山吹」の名がついています。『ブリタニカ』から一部を引用します。
Rhodotypos scandens バラ科の落葉低木。1属1種の特異な植物でアジア東部に特産し、日本では中国地方にまれに野生化する。〜5月頃、枝先に径3〜4cmの4弁の白色花を開く。〜ヤマブキ(山吹)に似ているが、葉が対生し、花が白色4弁であることから区別できる。