旧暦、「端午の節句。霧雨の一日でした。

雨に濡れる「キショウブ(黄菖蒲)(2

5時に、14.0度の暖かい朝です。
朝から湿った東風、方言で言う「雨風(あまっかぜ)」が吹いて、すぐに小雨になりました。
その後も一日中日照はなく、15度にも満たない肌寒い日でした。
午後1時に14.7度、雨量は、約2ミリでした。
今日は、旧暦の「端午の節句です。
田んぼでは、田植えの最盛期です。
画像、アヤメ科のキショウブ黄菖蒲)」が雨に濡れています。
正真正銘、サトイモ科の「ショウブ(菖蒲)」にも花穂が見えました。
それにしても、花らしくない花と言えます。

『ブリタニカ』から一部を引用します。
〜初夏に、花茎の片側のなかほどに長さ5?の円柱形の淡黄緑色の肉穂花序が斜めに立ち上がる。個々の花は細かく、花軸上に密生する。両性花で、広線状長方形の花被片6枚があり、おしべは6本で白色の長い花糸に黄色の葯をつける。めしべは短い楕円形の子房をもつ。〜
ルーペを使わないと、とても見えない大きさです。
「ショウブ(菖蒲)」は、古名が「あやめ」です。
それで、アヤメ科の「キショウブ」や「ハナショウブ」などのように、「ショウブ」の名が付くんでしょうか。


カッコウが近くの電線に止まって、盛んに鳴いています。
どうやら近くで、「托卵」をしているようです。