久しぶりの晴れ間、新緑・若葉が輝きました。

朝のうち、冷たい雨が降り(6.5ミリ)、天気予報では、大気不安定による「雷雨注意報」まで出されました。
でも、意外に早く晴れ上がり、久しぶりの青空が見えました。
今日は、「賢治を読む会」の5月例会で、佐久市立中央図書館に出かけました。
画像、初夏の日差しに、図書館の植え込み「ケヤキの新緑・若葉」が輝いています。

今年も、そろそろ田植えが始まります。稲作にとって恐いのは、「夏の低温」です。
賢治さんはいつも、「サムサノナツ」を心配していました。
東北地方の太平洋側に吹きつける冷たく湿った風、「やませ」のないことを祈りながら、始めました。
今日は、「銀河鉄道の夜」を読み始めて5回目、最終回です。
終点、サウザンクロス(南十字)まで続く「銀河鉄道」の旅を、じっくりと読み味わいました。
北上川の水面に写る「天の川」を、賢治さんは、実際に見たんだろうか?
また、星空を見て、年に1度や2度は「天の川」を実際に眺めたいものだ…と、話題にしました。

終わって玄関を出ると、賢治ゆかりの「ギンドロ」、梢に伸びた葉が、キラキラと初夏の日を反射して、輝いていました。
このギンドロは、平成8年に、旧、黒沢尻南高校を訪れた際に、記念樹の根元に生えた幼樹を頂いて、移植したものです。今や立派な大木になりました。
メンバーの皆さん方と、新緑の清々しい空気につつまれて、しばし至福の時間を過ごしました。

空が晴れたので、期待していました。
卯月十日のお月様」です。
(18:03)
つんつんと伸びた松の新芽を「みどり」と言います。夕日を受けて、輝いていました。
そこで、松の梢と一緒に撮りました。