「つゆ寒(さむ)」、20度までしか上がりませんでした。

新たに咲いた「ユリ」の花(20.6.

朝からどんよりと、厚い雲に覆われ、気温も15.5度と低めです。
テレビのアナウンサーが、「梅雨寒(つゆざむ)」の用語を使いました。
それでも、「ユリの花」が、新たに咲きました。
品種名は不明ですが、早咲きの透かしユリの仲間と思われます。
今まで楽しませてくれた「ロリポップ」の花ですが、色あせてきました。
球根を太らせるために、花を摘み取りました。
季節はずれの、「アネモネ」の花が咲きました。それに蕾も見えています。
やっぱり、アネモネは春の花です。梅雨空には、不釣合いに思われます。
こぼれ種で芽生えた「冬菜」が大きく生長しました。抜き取ると、なんと葉に「アオムシコマユバチ」の繭が…。
哀れ、寄生の宿主・青虫は、腹を食い破られて、首を動かすだけです。

「コマユバチ(小繭蜂)」について、『ブリタニカ』を、一部引用します。
〜寄生蜂の一つで、老熟幼虫が宿主の体に穿孔して体外に出て、小さい繭をつくって蛹となるのでこの名がある。〜
自然界には、信じられないような現実があります。まさに、宿命とはこのことなんですね。
国語の教科書の教材にあったと、記憶しています。
午後は涼しかったので、野良に、刈り払い作業に…。
休耕田の「ギシギシ」、「セリ」、「オオバコ」などが伸びていました。そして、懸案の「大土手」の草刈…。12枚小鉤の地下足袋に履き替えて進めました。背丈ほどに伸びた「ススキ」、「マツヨイグサ」、「クワ」と、蔓性の草には難渋しました。
雷鳴が轟く中、もうちょっとで終わるところで、燃料切れ…。
帰りかけると、土手下の溝に水が溢れて…?大変!水田から水漏れです。
運よく軽トラで、助っ人が通りかかりました。畦シートの内側を、長靴で踏みしめました。しばらくして、漏れが止まりました。さすがは、専業農家です。
助かりました。勉強になりました。