「塩田平」方面に、下見に出かけました。

青い空に「キバナコスモス」(20.8

今朝は案外涼しく(5時に17.9度)、快い目覚めでした。
秋、仲間の集まりのために、東信地区の当番3人が下見を行いました。
上田駅温泉口から、車1台に分乗して出発しました。
本番は1泊2日ですが、下見は1日で一通り回ります。主な場所を記します。
生島足島神社武田信玄の起請文展 
塩田中学校「学海の碑」  無言館(戦没学生の絵画)  前山寺(重文)
龍光院(北条氏墓碑)  西行の戻り橋  別所温泉  宿泊所  沓掛温泉・石芋(弘法芋)自生地 
保福寺峠・万葉歌碑 
画像、快晴の塩田平、青空に「キバナコスモス」が映えています。
「キアゲハ」蝶が、「キバナコスモス」の花の蜜を求めて、舞っていました。
前山寺(ぜんさんじ)の境内には、「キキョウ」が目の覚めるような色で、咲いていました。


青木村沓掛温泉入り口に自生している、伝説の「石芋(弘法芋)」です。
昨年、長野県の天然記念物に、改めて指定されました。

東南アジア原産の野生サトイモが、縄文時代に渡来してから、食料として利用され、沓掛温泉の温水の流れ落ちる場所に残ったとされる。
弘法大師が沓掛温泉を訪れ空腹だったときに、畑にいたお婆さんに「この芋は食べられますか」と聞いた。
お婆さんは「石みたいに固くて食べられない」と意地悪く答えると、それ以後、石のように固くて食べられなくなったという。この言い伝えから「弘法の石芋」「弘法芋」などと呼ばれるようになった。

「保福寺(ほうふくじ)峠・万葉歌碑」です。

ガイドマップの説明を、一部引用します。
奈良・平安時代の古い官道・東山道は、御坂峠から信州に入り松本の近くを通り、旧、四賀村から東へ保福寺峠を抜け上田に至り、果ては陸奥(みちのく)まで達していました。
保福寺峠には、次の万葉歌碑が建立されています。
信濃道は今の墾道(はりみち)刈株(かりばね)に 足踏ましむな履(くつ)はけわが背
信濃の道はいま開通したばかりの新しい道。いとしいわが夫よ、どうかしっかり沓をはいて おでかけください」という意味で、作者はうら若い妻でありましょう。

「弘法の石芋」、「万葉歌碑」ともに、古い時代のロマンを感じさせてくれました。