旧暦、二月十五日、「お釈迦様入滅」の日です。

縁先の前に出した「プランター」(21

今日は、旧暦の二月十五日。二月の「望(満月)」(11:38)です。
早起きできたら…と、早朝、月の入り前のお月さまをわずかに期待しました。
しかし、案の定寝坊をしてしまいあきらめました。そして、今夜のお月様を見ることに、切り替えました。
春のお彼岸も近づいて、だいぶ太陽高度が上がりました。縁側の奥まで日が差さなくなったので、日中はプランターを前に出して、日光を当てました。
画像、プランターの「ジンチョウゲ沈丁花)」と「ハボタン(葉牡丹)」です。

今日は、「お釈迦様入滅」の日。
「賢治を読む会」の2月例会で、今年も紹介しました。
 〜80歳の時、故郷に近いクシナガラで、2本の沙羅双樹の間に横たわって入滅しました。その時物言わぬ樹木でありながら、悲しみのあまり紅の花が白く変わったと、仏典にあります。(双樹合一、樹色白変)〜(以下略)
そして、「氷河鼠の毛皮」を輪読しました。
語り手の彼方から風によって運ばれてくる語り。ベーリング行きの汽車の車中の出来事を描いた物語の北方志向への着目。この二つの視点を定めて読み味わい、童話、「注文の多い料理店」とのつながりにも着目して読みました。
「タイチは富裕な西欧型社会と動物を家畜化し搾取する人間社会の縮図、白熊たちは最貧社会のテロリスト。」の指摘も、興味深いものでした。
また、樺太(サハリン)についても、話題になりました。

午後になって、北西の冷たい風が吹きました。まだまだ「春は名のみの…」、早春賦の歌詞の通りです。
午後3時、やっと5.8度まで上がりました。
でも、花壇にたった1個、「クロッカス」の黄色の花が鮮やかでした。


旧暦、「二月十五日」。
「望=満月(11:38))」の月です。
だいぶ遅くなって、隣のアパートの屋根の上に現れました。
(19:17)
目で見る限りは、真ん丸お月さまです。

月の輪郭をはっきり見るために、今夜も露光を減らしました。
右上が、やや欠けているように見えます。