箕輪町に出かけます。

窓辺の「フリージア」(22.1.10

朝4時、「ラジオ深夜便」に耳を傾けました。
五木寛之「我が人生のうた語り」アンコール放送です。戦後、引き揚げ船で博多入港後の壮絶な体験談と、当時の流行歌との関わりです。
ラジオをつけたとたん、田端義男の裏声が耳に入りました。続いて、岡晴夫の「泣くな小鳩よ」…。いわゆる「岡晴っぱる節」は、自分の子ども時代の暮らしさえ彷彿させました。
「悲しき竹笛」、「雨のオランダ坂」…。今では信じられない、やりきれない、戦後の人々の悲しみや惨めさを、唯一、当時の流行歌(はやりうた)が慰めてくれたのです。
5時を回って外に出ると、「十一月二十六日」のお月さまが、まだ東の空にありました。
(5;04)

夜が明けてから、意外にも雪がチラチラ舞いました。豪雪、信越国境からのおこぼれかも知れません…。

佐久ICから上信越道、更埴で長野道へ…、姨捨SAで一休み。この辺は雪が舞っていました。
梓川SAで時間調整、中央道の伊北ICで降りて、箕輪町の温泉施設会場に着きました。走行距離は、家から142kmでした。

集合時刻前に、近くの寺院を幹事役から案内していただき、仏像などを拝観しました。
画像は、無量寺の「放光殿」です。国の重要文化財、木造阿弥陀如来座像」を火災や盗難から守るための収蔵庫です。
扉を開けていただき、間近に、拝ませていただきました。
続いて、真言宗の古刹「薬王寺」の木造薬師如来坐像を拝観させていただきました。

参加者9人が集いました。温泉に浸かったあと、恒例の賑やかな宴会です。
近況報告に続いて、年金問題・投資へのリスク…。五木寛之:「林住期」などの話題で盛り上がり、夜遅くまで旧交を温めました。