辰野町で、重要文化財、「木造十一面観音立像」を拝観しました。

南アルプスの夜明け(22.1.11)

お宿で、6時頃に目覚めました。
カーテンを開けると、そろそろ夜明けです。
運良く、部屋の窓は東向き…。空には、「十一月二十七日」」の細いお月さまが輝いて…。
撮影のために窓を開けると、寒気が部屋に吹き込みました。今朝も、冷え込み霜が降りています。
画面、茜雲…。左側に甲斐駒ケ岳」、中央に仙丈ヶ岳が見えます。
(6:26)

しばらくすると、このお月さまも雲に覆われて見えなくなりました。


朝食会場入り口で、華やかな「コチョウラン胡蝶蘭)」の花が迎えてくれました。
8時には、お宿の厳寒をを出ましたが、駐車した車がすっかり霜で覆われていました。
霜を削り取るのに、けっこう手間がかかりました。

車を連ねて、秘仏「十一面観音」のご開帳を拝観しました。

実際にこの目で仰ぎ見ると、評判通り立派な仏像です。どこかで、拝観したような…?
辰野町の指定文化財』の解説によると、「〜保存状態もきわめて良好で、信濃の中世における仏像の白眉とされる。」と、あります。
掲載されている「全身像」は、観る者を圧倒する素晴らしさです。
別の資料に次の記述があり、以前に拝観したような…の謎が解けました。
昭和五十一年四月より一箇月余。〜信濃美術館の「信濃の仏像展」に出陳。解説パンフレットの表紙・ポスター・入場券の写真となりました。
展覧会で、仏像を実際に拝観したのか、ポスターで観たのかは忘れてしまいましたが…。