「ヤナギ(柳)」、若葉の頃になりました。

「シダレヤナギ(枝垂柳)」の雄花(2

4月は、まさに「日替わりお天気」です。
昨日、夏のような異常高温で草木の花が一斉に咲き始めました。
画像、我が家の鉢栽培の「シダレヤナギ(枝垂柳)も、若葉が開き始めました。よく観ると、柳の花が咲いています。
 

昨日は、北中込駅構内にある「シダレヤナギ」も、若葉を開き始めていました。手前の桜、ソメイヨシノはまだ蕾です。
その近くのスーパーに買い物にくるたび、「柳青める日が今か今か…」と、期待していました。
「やはらかに柳あをめる北上の…」が思いだされます。
湯浅浩史:『花おりおり』を一部引用します。
日本最古のクローン樹木。その歴史は、千二百年を超える。〜雌雄異株で、原産地中国では五月に種子が雪のように舞い、柳絮と呼ぶ。日本はほとんどが雄木。種子ができず、挿し木で殖やされた同一遺伝子のクローンである。
我が家の「シダレヤナギ(枝垂柳)」も、実は挿し木で活着させました。数年前長野市に出張したおり、整枝して地面に落ちていた1本の枝を挿し穂にしたものです。

「糸柳」という別名でも呼ばれます。
「糸柳まだ遠景を透かしをり」高浜年尾)情景が、目に浮かびます。

夜には、一段と冷え込んできました。
ほころび始めた、桜や杏…、この寒さには戸惑うことでしょう。