「シダレヤナギ(枝垂柳)」の花が咲きました。

「シダレヤナギ(枝垂柳)」の雄花(2

一段と暖かい朝でした。夕刊、佐久市6時の気温は7.8度。佐久の春、一斉に花開く…。草木が一気に動いています。
今年も、画像、「シダレヤナギ」の花が咲きました。啄木の「やはらかに柳あをめる…」を思い出します。



4/10付け読売新聞のコラム「まちかど四季散歩」に、「早緑の涙する柳」を興味深く読みました。
一部を引用します。
シダレヤナギも花の黄緑を、若葉の早緑に譲ろうとしている。中国原産だが、日本への渡来は古い。シダリヤナギとも言われ、万葉集にも詠まれている。挿し木でたやすく増やせて、種が不要なせいか、日本には雌の木がほとんど無いという。
シダレヤナギは、欧米にも広く植えられ、わずかな風にもそよぐ姿からか、泣く柳とか、嘆きの柳と呼ばれる。フランスの作家ミュッセの「友よ わが墓に 涙する柳を植えてよ」という有名な詩の影響かも知れぬ。
パリのペール・ラシューズ墓地にあるミュッセの墓には、シダレヤナギが植えられた。

万葉集』にも詠まれています。
青柳(あをやぎ)の 上(ほ)つ枝よぢ取り かづらくは 君が屋戸にし 千年(ちとせ)寿(ほ)くとぞ 大伴家持
うち上る 佐保の川原の 青柳は 今は春へと なりにけるかも 大伴坂上郎女
ウメ(梅)に続いて、アンズ(杏)の花も一気に開き始めました。
左は、「平和」種。 右は、「紅浅間」です。
 

5月に入ってからの、遅霜に遭わないことを願っています。

「弥生十四日」のお月さまです。 (18:34)
「望」は十六日、だいぶ丸くなりました。




寒冷前線」の通過とか、気温が下がってきました。
明朝は、0度まで下がる予報です。
空気も乾燥中、喉を労らないと…。