「大寒」の入り、寒い日でした。

朝のお月さま。(23.1.20)

今朝は4時半ころに、アラームで目覚めました。
限りなく「満月」に近いお月さまを観るためです。
外に出て西空を見上げると月明かりが…。でも、うす雲が流れて、月が隠れたり出たりです。
画像、やっぱり「兎の耳」が下向きです。(4:36)
しばらく待つと、はっきり見えました。(4:39)

氷点下2桁の朝…。さすがに、体が冷えてきました。急いで布団に潜り込みました。
朝9時の予約で、歯医者さんに行きました。定期検診で齲歯がみつかりました。歯ブラシの使い方では、「歯を磨くことではなく、歯茎を根元までブラッシングすること。」と、指導されました。

続いて、1月のFm放送です。佐久平駅に出かけました。
駐車場の植え込みで、植物たちは寒さに耐えていました。常緑樹の「アセビ」と「イヌツゲ」です。アセビは、すでに蕾が膨らんでいます。


春の七草について、お話ししました。
七草粥」も、本来は旧暦(今年は、2月9日)で行われたはずなので、グッドタイミングと考えました。

(1)「七草がゆ」の起源。
   平安時代、最初の子(ね)の日に若菜を摘んで食べた。
   宮中の行事。『枕草子
   君がため春の野にいでて若菜つむ
    わが衣手に雪はふりつつ 
光孝天皇)『古今集
(2)「七草」の変遷。 湯浅浩史:『植物と行事』参照
   平安時代、「七種粥」 
   正月十五日に食べた。『延喜式』に載る七種は、野草ではなく穀類。
   室町、江戸時代には、一月七日・「人日(じんじつ)」に食べた。
   現代風の「七草がゆ」は、お正月で疲れた胃腸を休め、
   野菜でビタミンを補給する、まさに生活の知恵と言える。

  「小諸なる古城のほとり」(鮫島有美子)を聴きました。
   緑なす蘩蔞は萌えず 若草も藉くによしなし

(3)「佛の座」(シソ科)は、「コオニタビラコ」(キク科)。
   牧野富太郎が発表し定着している。
   「七草セット」の物を、挿し芽で育ててみた。
    小さな、8枚の舌状花。
(4)「御行」は、「母子草」(ははこぐさ)(ほうこぐさ)。
   赤ん坊の側に置いた、身代わり人形のイメージです。
   植物方言、「ホーコ」は母子の変形、這(ほ)う子にも通ずる。
    名を知り手よりの親しき母子草(原田昭子)
    老いて尚懐かしき名の母子草 高浜虚子

今日、「十二月十七日」のお月さまです。
しばらく、うす雲が晴れるのを待ちました。(16:48)

よく観ると、右上がやや欠けているでしょうか。