「前線」が停滞し朝のうちは雨模様…。連日、同じようなお天気が続いています。
二十四節気の「処暑」。暑さが収まる季節とされています。しかし、まだ8月なので一気に涼しくなるわけではありません。志賀勝:『月と季節の暦』の解説には、暑い季節が終わるの意だが、一説に「少時不退(しばらくしりぞかず)」の意とも言う。と、あります。
確かに「残暑」は、9月になっても感じられます。
画像、代表的な夏の花「ムクゲ」の花です。うす紫色の八重咲きが珍しいです。
日が差し始めると、待ってましたと言わんばかりにミンミンゼミが鳴き始めました。そのうちにアブラゼミも一声…。夏の暑さを惜しむかのようです。
秋の気配が漂い始めて「タデ(蓼)」の花が見られるようになりました。
一番手は、「オオケタデ(大毛蓼)」です。
辞書には、タデ科の大形一年草。南アジア原産とされる…。高さ2メートルにもなる粗大な茎があり、基部には竹のような節がある。〜夏から秋に大きな花穂を出して半ば下垂し、桃赤色の小花を多数、密につける。巨大な「赤のまんま」の風情となる。〜。と、あります。
花に近寄って観ていると、さかんに虫たちが訪れます。
妙に腹が細い、脚も細い、ガガンボのような虫も来ました。逆さに掴まっているのでしょうか…。動きが速いのでやっとカメラに納まりました。
キーワードを「極端に細い腹」と入れて検索すると、「ニトベハラボソツリアブ」がヒットしました。虻の仲間と分かりましたが、それ以上は分かりません。
知らない昆虫がいるものだなーと、感心しました。詳しい方、教えてください。