ミラクル!!早朝の天体ショーを楽しみました。

「金星・明けの明星」(24.11.12)(5:15)

雨は上がりました。今朝もあきらめきれずに、5時起き…。
外に出ると、やっぱり空には厚い雲が覆っています。新聞を取るつもりで、ポストに向かうと、はたと新聞休刊日に気づきました。
もう一度、空を見上げると、雲間に明るい星が見えます。木星です。
そして、画像、「金星・明けの明星」が東の空の雲間に見えました。(5:15)
しめた、金星の近くに「お月さま」も見えるはず…。
金星と月の接近が、『星空ガイド』の天文現象に載っていたことを思い出しました。
引用します。「02時52分 月が金星の南05°20′6を通る
金星の下方に見えるはずですが、雲に隠れているようです。
二階のベランダに上がり雲の切れるのを待つことしばし、雲間に「お月さま」も現れました。(5:22)

あきらめていたのに、「長月二十九日」の細い細いお月さまが、金星と一緒に観られるなんて…感激です。(5:24)

黒い雲に隠れたり、雲間から現れたり…、寒さも忘れて追いかけました。
地球照(ちきゅうしょう)」も確認でき、その中に「兎の耳」までも見えます。
雲も流れています。大感激です。(5:42~5:45)


日の出が近づいて、空も白んできました。
ベランダからの観望は、電線が邪魔するので、下に降りました。


見事なまでに、細い細い月です。(5:56)

空を、黒い雲が流れます。(5:56~58)


雲間に浮かぶ細い月…。(5:59)

空が明るくなってきました。日の出前、20分ほど…、太陽と月との見かけ上の距離は、握りこぶし2個ほどです。
「二十九日の細い月」を、観望するには、好条件でした。
日の出、東の空は朝焼けです。(6:34)

辺りから、野鳥の声が聞こえてきます。
「ヒッヒッヒッ、カタカタカタ…」と、ジョウビタキ。「キュッ、キュッ…」と、ツグミ(鶇)が…。電線には、雀が身繕いをしています。
奇跡的に、観望できた早朝の「天体ショー」です。寒さを忘れての1時間あまり、朝風呂で冷えた体を温めました。
ちょうどラジオ体操の時間、伴奏を聴きながら、至福の時間でした。
予想最高気温は、19度(プラス10度)。
日中は、春のような外仕事日和になりました。
吹く風も気持ちよく、「シデコブシ(四手辛夷)」の整枝をして落ち葉を片付けました。
アメダス、最低気温は6.6°度6時)、最高気温は18.9度(13時)でした。