「弥生・三月」、ソメイヨシノも咲き始めました。

咲き始めた「ソメイヨシノ」桜。(25.4.

昨夜から早朝にかけて、雨が降りました。
「春眠暁を覚えず」、ようやく起き出しました。
空は曇っているものの地面がしっとりと濡れ、「清明」に相応しく清々しい気持ちです。
旧暦、「弥生・三月」朔日(ついたち)、「ソメイヨシノ」が佐久の地でも、咲き始めました。例年より、1週間は早いようです。
近くの、小学校跡地の公園のソメイヨシノ染井吉野)」の花です。


気づかないうちに、花の早い玄海ツツジも開き始めました。

賢治を読む会」、新年度4月例会です。
暦の話、二十四節気清明」、第一候:「玄鳥至」から始めました。
BS放送された[80年後のKENJI]についても、話題にしました。
宮沢賢治記念館通信』から、「祖父と賢治さん」(宮澤和樹)さんの文を紹介しました。
雨ニモマケズ』の読み方、高村光太郎先生と賢治さんとのご縁など、大いに参考になりました。
よだかの星」を輪読しました。
天沢退二郎の問。主人公の「実にみにくい」ことの執拗な説明を、「銀河鉄道の夜」における「ジョバンニの孤独の執拗な表白」に対応させて考えようとする。
よだか、最期の微笑は、「なめとこ山の熊」の小十郎の死顔に浮かんでいた微笑と同じものである。
この笑みは仏教で云う〈臨終正念〉の表現であり、賢治の制作意図の核心である。
(杉浦静氏)など、読みが深まりました。
日中は、日差しがほとんど無く底冷えした来ました。
観察中の「カタクリ(片栗)」の1輪が、とうとう開きました。

あと3輪の蕾も、膨らんでいます。

アメダス、最低気温は1.6度(5時)、最高気温は12.6度(13時)。
その後も気温が下がり始め、明日は「寒の戻り」とか…。
内陸には、降霜と積雪の予報も…。
油断大敵、体調管理には、気をつけないと…。