午後は曇って、「真夏日」に…。

「ホオズキ(酸漿)」の花。(25.7.10)

朝から日差しあり、今日も暑くなりそうです。
気象予報士が、「ダブル高気圧に覆われて、晴れて猛烈に暑くなる…、湿気が流入して雨も…」と、告げました。アメダス、最低気温は20.4度(4時)、予想最高気温は33度8マイナス2度)、午後は曇って雨も期待できそうです。
画像、ホオズキ(酸漿)」の花です。
葉影に、提灯形の実が着いて可愛らしいです。

暑いお天気で、ミニトマトが盛んに花を着けています。

賢治を読む会、7月例会に出掛けました。
玄関先に置いた「バケツ稲・陸羽132号」も順調に伸びています。
宮沢賢治ゆかりの「ギンドロ」は、風に吹かれて銀色の葉を見せています。
すっかり真夏の佇まいです。
先ず、「暦」の話から、二十四節気小暑」第一候:温風至。
例年だと梅雨の末期の集中豪雨が心配される頃ですが、今年は、例年より15日も早く梅雨が明けました。
旧暦、「水無月三日」。水の月の始まりでした。
テレビで、青森県野辺地の「小かぶ」が放映されました。

読書会の資料で、紹介しました。
東北地方の稲作を悩ます、冷湿な「やませ(山背)」の風、今年は心配の声が聞かれません。
「飢饉風」と恐れられている冷湿な気候を、逆に利用した栽培は、今や日本一の生産量と品質を誇ります。
賢治さんも、感心することでしょう。
スーパーのちらしに、「野辺地の小かぶ」と、ありました。
日ごろから利用していても気づかず…、改めて認識を新たにしました。
読売新聞記事も紹介しました。
梅原猛さん 米寿も思索」 西洋哲学批判の思い強く
宮沢賢治童話の世界 『賢治の宇宙』の著作もあります。
「なめとこ山の熊」で、猟師の淵沢小十郎と熊とのやり取り、最期に、熊が行う「イヨマンテ」の儀式…
縄文時代的な生き方や賢治童話を評価する、論調には共感を覚えます。
「種山ヶ原」の後半を読みました。
引用されている、「原体剣舞連」の詩について読み味わいました。
春と修羅』にある詩は難解ですが、かつて、ゆかりの地江刺を訪ねた際の「経ヶ森の詩碑」のことも交えて話しました。
午後は、松本に泊まりで出掛けました。
年に1回、研修仲間の集まりです。