強風が、終日吹き荒れました。

東の空に広がる、朝焼け雲。(25.11.28)

朝から、風が吹き荒れています。
冬型気圧配置になって、天気が一気に変わる気配がします。
6時半ころに外に出ると、東の空には朝焼け雲が広がっています。
北に目を転じると、浅間山に雲がかかり、茜色に染まっています。(6:48)

空を見上げると、「神無月二十六日」のお月さまがかかっています。(6:55)

風は強いが、最低気温はの5.3度(1:00)と寒くなありません。
朝イチ仕事で、畑に残った「大根」を採りに出掛けました。
このまま放置すれば、寒さ・低温で、大根が凍みてしまいますから…。

今月のうちに、畑の片付けを済ませたいと思っているのですが…。
耕耘機で、土を起こすためには、タイムリミットが近づいています。
Fm放送日、「可憐な小花の集まり、エリカ」を話しました。
「エリカ・メランセア」、「カルーナ」の花です。


(1)名前も魅力的な、「エリカ」
ツツジ科常緑低木、エリカ属は600種。大部分はアフリカ原産。
一部は、地中海沿岸からイギリス、ノルウェイまで分布。
日本には、大正末期から昭和初期に渡来、伊豆や千葉の海辺の公園に植栽された。
エリカは、「砕く・裂ける」を意味するギリシャ語。
胆石を砕く薬効をもつとされていたから…。
花を染料や、お茶。ウイスキーの香りづけ。
(2)多様な花色や開花期、園芸品種
近年、園芸品種が鉢花や庭木用に出回る。
日本では、40種ほどが出回っている。
アフリカ原産のエリカは、花色・花形のバリエーションが豊富、開花期も、春、秋、冬咲き、四季咲きがある。
CD曲;「りんごのひとりごと」(鮫島有美子
(3)育てやすい「蛇の目エリカ」
日本でも多く作られている。
「蛇の目」の名は、「黒蕊(しべ)エリカ」とも呼ばれるように、花粉袋が黒く見えることから。
南アフリカの原産で、暖地では冬から春に開花し、耐寒性、耐暑性もある。
(4)文学に登場する「ヒース」
北ヨーロッパ地方のエリカは、近縁の「カルーナ」属などと混在して、広大な荒れ地一面に生い茂り、ヒースランドを形成する。
「ヒース」とは本来、「ヒースランド」を指すが、そこに群生するエリカやカルーナなどの総称として通用する。
また、英名のheatherからヘザーとも呼ばれる。
ヒースランドの寒々とした光景から、ブロンテの名著『嵐が丘』はじめ、詩や小説の舞台となってきた。
エリカの花言葉は、「孤独」。
(5)季語「エリカ」は、晩春。
エリカ咲くひとかたまりのこむらさき (草間時彦)
鴎啼くエリカや折ればこぼるるも (小池文子)
◎「エリカ」の花から、自生地に想いを馳せてみましょう。
夕暮れ、佐久平駅前から望む「浅間山、上空は雪雲に覆われていました。

南に目を転じると、ミレニアムパークの舗道から、蓼科山が遠く望めました。

夕焼け雲と八ヶ岳連峰のシルエットが、見事でした。(16:39)

アメダス風速は7m/sを、8:10に記録しました。
最高気温は9.9度(10:40)、その後は気温が下がり、夜が更けると、0度近くになりました。
明朝は、厳しい冷え込みになります。