「レンギョウ(連翹)」、もうすぐ開きます。

賢治ガーデンの原種・「プリムラ・ブル

ラジオの気象予報士が、「まだ寒い、外歩くなら真冬着で…
冬型気圧配置で寒気が流入し、寒い日になると、予報しました。
確かに、浅間山は雪雲で覆われ、地面はザクザク霜柱です。
アメダス、最低気温は氷点下5.0度(5:00)と、冷え込みました。
こんなに冷えても、庭先の原種・「プリムラ・ブルガリ」は、耐寒性抜群です。
個体差なんでしょうか、花色は、賢治ガーデンの物に比べるとほぼ白色です。

塀際のレンギョウ(連翹)」の蕾が膨らんで、もうすぐ花開きます。


レンギョウ(連翹)の開花といえば、『園芸家の十二ヶ月』に興味深い記述があります。一部を引用します。
〜きょう三月三十日午前一〇時、わたしの知らないまに、レンギョウの最初の花が咲いた。この歴史的な瞬間を、どんなことがあっても見のがしてはならないと思って、小さな黄金の鞘に似た、いちばん大きな芽を、三日前からわたしは見はっていた。雨が降るかな、と思ってわたしが空を見あげたあいだに、その瞬間が来た。あしたはもう、しなやかな若い枝が、どの枝もいちめんに黄金の星をまきちらしたようになるだろう。ひきとめようとしても、ひきとめることはできない。〜
チャペルさんの表現は、さすがに素晴らしい。
毎日、気をつけて「黄金の星々」を見のがさないようにしよう。
部屋には、ハチミツラン(蜂蜜蘭)ミツバチラン(蜜蜂蘭)」が、花梗を伸ばしてきました。
中国原産の「金稜辺」、シンビジュームの仲間です。
この蘭には、蜜蜂が好んで集まるのだそうです。
花の付け根には、どの蘭の花に見られる「蜜」が光っています。
不思議がっている孫娘に舐めさせると、「甘ーい」と、一言…。

今日は日差しがあるのに風が冷たく、真冬のようでした。
夜、雲が広がってきました。
「如月十七日」のお月さまは、夜が更けてから薄雲を透かして姿を見せてくれました。(22.24)


アメダス、最高気温は7.7度(13:40)、風が冷たい一日でした。
「霜注意報」、明日の朝は厳しい冷え込みになりそうです。
鼻がムズムズするので、風邪薬を飲んで休みます。