「炒り豆」、炒(要)りませんか?

ヒイラギ(柊)の枝に、「イワシの頭」

ラジオの気象予報士が、「東の空に薄雲の間に、細い月が…」「月と水星が…」と、空模様を報じました。
それでは我が家では、外に出るとどんより曇り空で、月や星は見えません。
日中は晴れるそうですが、ここ二三日の朝はこんな空模様です。
アメダス、最低気温は氷点下8.1度(5:30)、まだ厳しい冷え込みです。
庭の残雪はザラメのように凍って、雪上を歩くことができました。
そう、賢治作品「雪渡り、一般に「堅雪渡り」と呼ばれる冬の楽しみです。
西の端まで歩いて行くと、「やっぱり、猫に取られたー。
「ヒイラギ(柊)」の枝に挿した、「いわしの頭」のことです。
いわしの頭も信心から…」、残念でした。
空が晴れてきたので、それでも…と見上げると、「臘月二十六日」の細く白いお月さまが見えました。(8:46)
チャボヒバ(檜葉)」は、まだ雪の帽子をかぶっています。

明日、明後日の早朝には、今年、今月最後のお月さまを観たいものです。
さて、節分には付き物の「豆まき」ですが、今年は、手作り「黒豆の炒り豆」にしました。

実は、小3国語教材に「すがたを変える大豆」があって、大豆には、小3の孫娘と、大いに関心を持っているのです。
今年は「国際マメ年」でもあり、いろんな豆類の栽培も計画しています。
炒り豆は、い(炒・要)りませんか?」と、ダジャレを飛ばしながら「大豆」を炒ります。

空き瓶に詰め込んで、ボリボリ齧っています。
さすがに孫娘は、「もう飽きたあー」、現代っ子には無理もありませんね…。
昼食のお数は、「目刺しいわし」、味よく栄養たっぷりです。

昔、経団連の会長・土光さんが常食にしていたことから、「土光さん」と呼んで、庶民も真似をしたものです。
頭の部分は、また「ヒイラギ(柊)」の枝に挿しました。
数本ある「ひろば」の「ヒイラギ(柊)」、今、雪の中でどうなってるかな…。
「故郷(ふるさと)を作詞した高野辰之、中野市の生家に、花を着けたヒイラギ(柊)の木があったっけ…。
やっぱり、深い雪に埋もれているんかな…。
小塩節:『木々を渡る風』には、「セイヨウヒイラギ」についての記述があります。
クリスマスの頃に赤い実を着け、陽だまりでは、佐久でも冬越しできるようです。
ヒイラギの名がついていても、ご存知、モチノキ科の「ヒイラギモチ・クリスマスホーリー」のことで、モクセイ科の「ヒイラギ」とは別物です。
日中は暖かくなり、北側・玄関脇の空気の温度(netatmo)も、プラスになりました。
アメダス、最高気温は6.4度(14:50)でした。
明朝は氷点下二桁?、まだ冷え込みそうです。