「アワコガネギク」開花、「皆既月食」観望。

「サラシナショウマ」、花房の先端。

秋が深まり、二十四節気は「寒露…。
連日、10度を下回るようになりました。アメダス、最低気温は9.9度(3時)
ラジオ深夜便で須磨克枝さんが、「今日の誕生日の花・サラシナショウマ晒菜升麻を紹介しました。
起き出してから、早速、庭先で確かめました。

観ていたら、花にが訪れました。

実が完熟したら、種子を採ることにします。
賢治を読む会、10月例会がありました。
暦の話では、二十四節気寒露」、第1候:「鴻雁来
今夜の「皆既月食」観望への期待と、暦研究の志賀勝さんの話を紹介しました。
171年ぶりに「後の十三夜」が出現すること、それは「閏九月」があることから、九月十三日が2回あるということです。
今世紀中に2度とは無い現象です。先日、素晴らしい「十三夜」の月を観望しました。
来る11月5日・閏九月十三日に、「後の十三夜」の月を、是非、観望したいものです。
会員2名が参加した「賢治祭」、その様子や感想の報告がありました。
小岩井農場の「賢治文学碑」、七つ森の観望など、13年前に参加した
セミナーin雫石」を懐かしく思い出しました。
テキストは、「よく利く薬とえらい薬」を輪読しました。
「野ばら」の実が「雨の雫のような透明な実」、接する人によっては、よく利く薬になること…。間違えれば、猛毒になること…。深く考えさせられました。
「野ばら」は、「ひろば」に植栽されて、活動のシンボルでもあります。
素晴らしい実をつけて、見る人を幸せにしてほしいです。
田んぼに寄ってみました。
台風の雨で、まだ田んぼが乾かないためか、稲刈りは進んでいませんでした。
土手に「アワコガネギク(泡黄金菊)」が咲いて、田んぼの黄金の稲穂と競っているようでした。

昔は、周りにたくさん見られた野菊です。
近年、土手草が機会で刈り払われて、ほとんど見かけなくなってしまいました。
「ひろば」に植栽した「アワコガネギク」…、期待に応えて、咲き始めました。

来園して、たくさんの人たちに観賞していただきたいです。
今夜、期待の「皆既月食」は、テレビでも昨日のうちから呼びかけられました。

今夜、欠け始める18:16頃には、雲が多く心配されました。
雲で見えないのか…、欠けて見えないのか…。(18:16)

しばらくして、雲間に出た月が、はっきり欠けて見えました。(18:44)

イチイの木・枝の間からも、はっきり欠けて見えました。

さて、問題は皆既中です。雲があり、月もぐんと暗くなってよく見えません。
月食・皆既中の月が、何とか写真に収まりました。(19:53)

その後も雲が出てきて、なかなか見えません。
皆既が終わる頃、また何とか見えました。近くの明るい星も入りました。(20:26)

その後、空全体に雲が広がりました。
復活した満月は、今夜はもうあきらめか…、外から戻った妻に尋ねると、「満月が見えたよ」。
10時を回って、お月さまは、空高く煌煌と照っていました。(22:06)
「望」の時刻が過ぎて、かすかに右側が欠け始めて見えます。

雲が出てハラハラしましたが、素晴らしい天体ショーでした。
アメダス、最高気温は20.4度(13:10)、爽やかな一日でした。