強い冬型、雪が舞いました。

佐久地方のポイント予報。(27.1.16)

早朝の「霜月二十七日」のお月さまを観るために、4時半少し前、アラームで目覚めました。
昨夜、佐久地方のポイント予報では、早朝の空は晴れているはず…。
防寒は重装備、マフラーを巻いて外に出ると、やはり冷え込んでいます。
東の空に目をやると、目当てのお月さまは見えたり隠れたり…。
しばらく待って、ようやくカメラに納まりました。(4:32)

宮沢賢治の「二十六夜」の「金の鎌」のように、細く光るお月さまです。

月の出時刻は、3:18(長野)、うす雲がかかっているのか、やや赤みを帯びています。
新聞の「あすの暦」を見て、昨日、今日、明日、月の出時刻を見比べて、気づきました。
2:18   3:18   4:18  ちょうど1時間ずつ遅くなっていることです。
志賀勝さんの『月と季節の暦』、東京の月の出時刻は、2:10   3:09  4:09 です。
平均、50分ぐらいずつ遅くなるものと覚えていますが、月の運行は、季節によって異なるためと思われます。
新聞を取って寝床で目を通し、ラジオを聴きながら二度寝…。
夜が明けてビックリ、外は雪が舞っていました。

気象情報の画面を見ると、確かに、冬型の雪が佐久地方までかかっています。

新聞もテレビも、阪神大震災」から丸20年を報じています。

20年前の朝のこと、今でも忘れられません。
「土帰月来(どきげつらい)」、松本に出かける月曜日のことでした。
6時を回って身支度をしていると、息子から電話が入りました。
こちらは心配していなかったのに、京都で在学中、自分の安全を知らせてきたのでした。
職場では、テレビが、刻々甚大な被害を実況しました。
想像を絶する自然の驚異は、一瞬のうちに、無慈悲までに人生を狂わせてしまいます。
昨夜のテレビでは、「震災後にプレハブで始めた美容室、20年後もまだそのまま…。」復興の難しさを痛感しました。
日頃から、防災の心構えと準備、被災時の対応を訓練しておかねばなりません。
でも、心配です。どちらも不十分ですから…。
日中は薄日がわずかに漏れただけ、寒風が吹きすさぶ寒い一日でした。
浅間連峰は、すっかり雪雲に覆われていました。
テレビ、大相撲実況で、「東京も寒い日、夕焼けの空に富士山…」を報じました。
アメダス、最低気温は氷点下6.2度(1:30)。