「節分」、寒さが続きます。

昨夜・「臘月十四日」の残月。(27.2.3)

目覚めると、まだ4時…。西の窓から月明かりが…。
昨夜・「臘月十四日」の残月は、西の空高くかかっています。(4:09)
朝の月は、が逆立ち、獅子が立ち上がっています
屋根の庇の下に、ずいぶん小さく、浮かんでいます。

今日の誕生日の花はナズナすべてを君に捧げる。
今日の一句、わが声のふと母に似て鬼やらひ(古賀まり子)
「鬼やらい」は、今日では節分の豆まきをいう。
「鬼は外、福は内」の自分の声が、ふと母の声に似ていることに気がついた。鬼やらい(晩冬)
確かに、自分の声が父親の声に似ていて、はっとします。
この実感は、歳をとった証拠かも知れませんね。
夜が明けて、軒先で「ナズナ」を探しました。
葉は地面にぴったり張り付き(ロゼット)、葉の色は紫がかり、じっと寒さに耐えています。

花の日本史』から一部引用します。
〜俗にペンペングサといわれるナズナは、春の七草の一つであり、道端や空き地によく見られるので、広く知られている。
 ナズナの語源を『和訓栞』は、「撫菜の義、愛ずる意なるべし」と説明し、『大言海』もこの解釈を踏襲している。〜
旧暦の「七草・人日」は、2月25日です。
この頃には、草木の芽が動き始めることを期待しています。
志賀勝:『月と季節の暦』から、節分(立春の前日)を引用します。

佐久市立中央図書館の入り口に、「節分」の紹介がありました。

「鬼やらい」に必要な「ヒイラギ(柊)」、魔除けの意味から、我が家では西端に植えてあります。

豆まきの「豆(まめ)」は、「魔(ま)滅(め)する」の意からとか…。
テレビ番組で、タケシが蘊蓄を披露していました。
午後には冬型がようやく収まり、夕日に染まった「浅間山が久しぶりに見られました。(17:09)

西空も、夕焼けに染まりました。(17:11)

「臘月十五日」のお月さま、夜、東の空に昇りました。(
18:30)

ほとんど真ん丸ですが、「望(満月)」は、明日の日付、8:09です。
早朝、西空に見れば、真ん丸というわけです。
朝、気象予報士が「月がはっきり見えたら、冷え込みに要注意…」と、告げました。
明日の朝は放射冷却で、厳しい冷え込みの予報です。
アメダス、最低気温は氷点下5.8度(6:40)、最高気温は3.4度(14:20)でした。