「ベニマシコ」?が訪問…。

北日本は大雪。(27.2.14)

冬型気圧配置・寒気流入で、昨夜から気温がぐんぐん下がりました。
アメダスを見てびっくり、最低気温が1:50に氷点下9.6度。この時期の気温とは思えません。
昨年の2月14〜15日は、春型の大雪でしたから…。
画像は、北日本地方に、冬型の大雪を警告しています。
空は良く晴れて、「朧月二十六日」のお月さまが中天にかかっています。(8:17)

暗いうちに見たら、「十六夜待の月」の荘厳さを感じられるのでしょう。
庭先には、「注連縄」が、強風に飛ばされて落ちています。スズメが啄んだ籾殻も落ちています。

こたつで朝ドラを見終わっていると、妻が「お腹が赤い、あの鳥は?」と呼びかけました。
うーん、腰に白い紋が…、ジョウビタキじゃなーい…」と、そっけない返事…。
久しぶりなので、一応、カメラを向けてびっくり…。ジョウビタキとは、赤の色が違います。
どうも、紫がかった赤色なのです。
雪面で、朝日を浴びています。

どうやら、マシコの仲間のようです。
庭に来たのを見たのは、初めてかも知れません。
かつて、「軽井沢・野鳥の森」の探鳥会で見たことを、思い出しました。
しばらくすると、枝に止まりました。ありがたいことに、ジョウビタキよりは落ち着いています。
向こうを向いたり、こちらに目を向けたり…。

特徴ある赤色の腹と背中、嘴は太くアトリ科の鳥と分かります。

辞書で調べました。「マシコ」は、漢字で「猿子」と書くのだそうです。
確かに、猿のような赤い面構えです。納得…。
北の国から渡ってきた冬鳥なんでしょう。
この冬、なぜか、「ツグミ」や「シメ」がほとんど姿を見せてくれません。
「ベニマシコ」?の訪問は、ほんとうにうれしいことでした。
これからも、よろしくお願いします。
午後は、風が止んで寒さが和らいできました。
おかげで、風邪ひき高齢者には恵みの暖かさでした。
アメダス、最高気温は2.9度(13:40)。