春花壇の「フクジュソウ(福寿草)」が開花。

冷え込みで、「霜柱」がザクザク。

早朝、寝床で風音を何度か聞きました。
発達した低気圧により、北日本を中心に強風が吹き荒れているようです。
例年、3月は強い風が吹きますが、今年は尋常でない気がします。
久しぶりに晴れて冷え込みも厳しく、アメダス、最低気温は氷点下6.0度(5:20)でした。
庭に出ると、霜柱がザクザク…。長さ5?ほどの霜柱が見えました。

今日は、「賢治を読む会」の3月例会で、佐久市立中央図書館に出かけました。
入り口の棚に飾られた、折り紙の「スイセン水仙)」が目にとまりました。

東日本大震災、発災の春に、がれきの間から花を咲かせた水仙、生命力には励まされたものでした。
会の冒頭に、皆で「花が咲く」を斉唱して、哀悼の気持ちを捧げました。

暦の話では、二十四節気啓蟄」、第二候「桃始笑」
この頃、桃の花が咲き始める。
しかし、厳寒の佐久地方は「春は名のみの…」、桃の花は一ヶ月以上も先になります。
倉嶋厚:『花の季節ノート』から、「受験花」ジンチョウゲ沈丁花を紹介しました。

膨らんだ蕾は、今にも咲きそうですが、なかなか咲いてくれません。
甘い香りを漂わせてくれる日を、今か今かと楽しみにしています。
花びらのように見える、4裂する筒状の萼…。この観察も楽しみです。

輪読は、「ペンネンネンネンネン・ネネムの立身」
世界裁判長ネネムがさまざまな事件を見事に解決していきます。
例えば「出現罪」、ザシキワラシなど、ばけものが人間界に出現することを犯罪とします。
刑罰は労役が科せられます。
那珂川裕次郎:『宮沢賢治と裁判の話』も紹介しました。
解散、入り口反対側の棚に、「花・花壇」の絵本が並べられています。

帰宅は野良を回り、強い冬型で浅間連峰は完全に雪雲に覆われています。

家の庭先には日が当たり、だいぶお待たせのフクジュソウ福寿草)」が開花しました。
「クロッカス」も咲き始めたようです。


アメダス、最高気温は4.7度(14:20)、南西の風、6.7m(15:50)が吹きました。
夜のテレビは、もっぱら大震災関係の番組・映像が流されました。
またネット検索で、NHK東日本大震災プロジェクトでは、被災地の復興を応援するテーマソング「花は咲く」を製作。
作詞作曲は宮城県出身の方。
映画監督・作詞の岩井俊二さんがテレビ出演して、詩の内容を話しました。

明朝は、氷点下7度に冷え込み、一日中雪マークの予報です。