「賢治ガーデン」の草木の芽も膨らんで…。

子育てチーム「イベント」の案内。

今朝は濃霧で、冷え込みが緩みました。
アメダス佐久市は0.1度(0:30)と、プラスの気温で、逆に軽井沢は氷点下でした。
今日は、「子育てチーム」主催の「公園で遊ぼう企画」・イベントが開かれます。

30回記念だというから、長く続いている立派なボランティア活動だと思います。
「ひろば」の各所をまわるスタンプラリーオリエンテーリング方式、それぞれの場所で遊びやゲームをしながら、改めて「ひろば」の楽しさを体感するのだそうです。
今日の活動の様子は、NPO法人「新道会」のツイッターに投稿されています。
次回の12月6日には、「ひろば」にある植物を使って「クリスマス・リース」を作る計画です。
「賢治ガーデン」の樹木は、冬芽の状態で冬越し中です。
手元にある、280円文庫『銀河鉄道の夜』に掲載されている、2種の樹木を紹介します。
それらの叙述を、一部引用します。
先ず、「ニワトコ(接骨木・庭常)の冬芽です。

〜わたしの大事なタダシはいまどんな歌をうたっているだろう。
雪の降る朝にみんなと手をつないでぐるぐるにわとこのやぶをまわってあそんでいるだろうかと考えたりほんとうに待って心配していらっしゃるんですから、早く行っておっかさんにお目にかかりましょうね。」〜
もう1種は、「雪渡り」に登場する「ほお(朴)の木」の冬芽です。

〜そして三人は踊りながらだんだん林の中にはいって行きました。
赤い封蝋細工ほおの木の芽が、風に吹かれたピッカリピッカリと光り、林の中の雪には藍色の木の影がいちめん網になって落ちて日光のあたる所には銀の百合が咲いたように見えました。〜
午前11時を過ぎて、ようやく霧が晴れて「小春日和」になりました。
蕾がふくらんだ「紅梅」を鉢から抜いて、バラ科エリア、「竜峡小梅」の隣に移植しました。

溝を掘った土を均したり、斜面の土を削ったりして、植栽・観察場所の整備を進めました。
アメダス、最高気温は8.0度(14:50)でした。