「上雪(かみゆき)」が振り続いて、17ミリ。

シーズン2度目、「ボケ(木瓜)」の花

朝、湿っぽい小雪が降り続いています。
南岸低気圧が通過すると、標高の高い内陸地方には雪をもたらします。
春に多く見られるタイプの雪で、長野県では「上雪(かみゆき)」の呼び名で、北部国境地方の冬型の雪とは、区別しています。
外は再び一面の雪景色…、クロッカスもデージーも雪を被っています。
日曜日、NHKテレビ「趣味の園芸」で、「ボケ(木瓜)」が紹介されました。

屋外ではまだ堅い蕾ですが、部屋の中では春一番の花です。
「更紗ボケ(木瓜)」の名で、花模様を楽しみます。
我が家の鉢花・「ボケ(木瓜)」シーズン2度めの花が見頃を迎えました。

白花系と朱赤色が鮮やかです。

昨日、図書館で読んだ「日本経済新聞」で、「南三陸杉」なる樹木を知りました。
新国立競技場に、その木材を使う…という内容の記事です。
帰宅して早速、「南三陸杉」をネット検索しました。

それに、毎日新聞にも同じ内容の記事がありました。一部を引用します。
「復興五輪に南三陸杉を使って」隈さん評価、地元の期待
 2020年東京五輪で使う新国立競技場のデザインを手掛ける建築家の隈研吾さんが「被災地の木を目立つ場所に使いたい」との考えを示したことに、地元関係者は「復興のためにぜひ採用してほしい」と願っている。
 新国立競技場は、木材を多く使用して周辺環境に溶け込むデザインとなる予定。隈さんは被災地の木材活用により「復興五輪の精神を建物の中に、魂に入れることができる」と語り、材料の選定に当たって優先的に考慮する意向を示した。
 隈さんは、津波で大きな被害が出た南三陸町の復興まちづくりにも参画している。中心部の景観整備では、町産の木材を使用するといい、南三陸杉を「いかにも北の杉らしい。緊張感のある木目で大好きだ」と高く評価した。
(以下略)
なお、「南三陸杉」を伊達政宗も気に入り、仙台城にも使ったということです。
是非、具現化していただきたく、期待しています。
木材使用のほかにも、原子力に頼らない再生可能エネルギーなど、「復興五輪」を全世界に示して欲しいです。
今日の雪は一日中降り続いて、夜8時を過ぎてようやく止みました。
降水量は17ミリ、まとまった量になりました。
アメダス、最高気温は0.9度、寒い一日でした。
なんと、今夜のテレビに隈さんが出演し、これからは、周囲に馴染む建築・“負ける建築”であると、話しました。
こうなると、完成が益々楽しみになります。